著者
大橋 美幸
出版者
函館大学
雑誌
函館大学論究 (ISSN:02866137)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.47-76, 2018-03

北海道・北東北の縄文遺跡群は世界遺産への登録を目指している。各地の取り組みのインタビュー等を行った。webサイト、ガイドブックが作られ、ガイドの育成、発掘や土器野焼き等を行う観光商品の販売等がされている。 加えて3つの調査を行った。首都圏(ツーリズムEXPO来場者調査)における縄文遺跡群の認知度は「三内丸山遺跡」でさえ3人と1人と低くなっていた。業界・プレスの認知度も高くなく、業界・プレスに焦点をしぼったPR活動が求められる。 地元(函館での縄文文化関連イベントの来場者調査)では世界遺産を目指していることをおおよそ知っており、近隣の関連施設に行っている。取り組みに参加したいがしていないが2割であり、参加の機会が求められる。 地元への観光客(函館での縄文文化関連施設の観光客調査)からは、施設は縄文遺跡群と一連のものとしてとらえられていなかった。包括的につなげる仕組みが必要である。近隣の観光周遊はされてあり、移動手段等に改善が求められる。

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こんな論文どうですか? 縄文文化世界遺産登録に向けた取り組みと観光への期待(大橋 美幸),2018 https://t.co/yIfizyhjkl 北海道・北東北の縄文遺跡群は世界遺産への登録を目指している。各地の取り組みのインタビュー等を行った。…
こんな論文どうですか? 縄文文化世界遺産登録に向けた取り組みと観光への期待(大橋 美幸),2018 https://t.co/yIfizyhjkl

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