著者
谷川 和昭
出版者
関西福祉大学研究委員会
雑誌
関西福祉大学研究紀要 = The journal of Kansai University of Social Welfare (ISSN:24326828)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.109-121, 2018-03

本論文では,民生委員制度の発足100 周年(1917 - 2017),民生委員法の制定70 周年(1948 -2018)を踏まえ,今日における民生委員の実態や状況について赤穂市に焦点を当て,政策提言を行っている.赤穂市と同民児協の協力を得て実施した谷川研究室の調査では,地域福祉に役割を果たしてきた民生委員は,さまざまな悩みや不安を抱え,住民への対応や必要を感じ,理想の条件を描き,一定のストレスにも晒されていることが明らかになった.この調査で明らかになった赤穂市における民生委員の活動実態や意識の状況を手がかりに,どう問題解決していったらよいか分析を行い,民生委員活動の今後の展開に資することをねらいとして14 の提言にまとめた.

言及状況

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こんな論文どうですか? 民生委員・児童委員の活動実態と意識状況 : 赤穂市への若干の提言(谷川 和昭),2018 https://t.co/5Xj86eKW2R 本論文では,民生委員制度の発足100 周年(1917 - 2017),民生委員法の制定…

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