著者
森 眸美
出版者
文化学園大学・文化学園大学短期大学部
雑誌
文化学園大学・文化学園大学短期大学部紀要 (ISSN:24325848)
巻号頁・発行日
no.52, pp.98-104, 2021-03-31

デジタルツールを用いたファッションデザイン表現が一般的になってきた現在において、今後は 2 Dのみならず 3 Dの表現にも期待されている。 そこで本稿では、ファッション画のなかでも世界観を表現することを目的として描かれるファッションイラストレーションにおいて、従来の平面( 2 D)的表現に立体( 3 D)的表現を加えることでどのような効果が得られるのか、作品制作を通じて検討し、手法の開拓やファッションデザイン表現の新たな可能性を見出すことを目的とした。 今回はファッションイラストレーションにおけるアクセサリーが持つ世界観の表現をテーマとし、アクセサリーのデザインは 3 Dソフト『ZBrush Core』を用いて行った。平面( 2 D)的表現に立体( 3 D)的表現を組み合わせることで、立体部分が平面から浮き上がって見えるとともに奥行きが生まれ、アクセサリーが印象的かつ具体的に表現されたファッションイラストレーションを制作することができた。

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