- 著者
 
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             矢間 伸次
             
          
 
          
          
          - 出版者
 
          - 国立研究開発法人 科学技術振興機構
 
          
          
          - 雑誌
 
          - 情報管理 (ISSN:00217298)
 
          
          
          - 巻号頁・発行日
 
          - vol.43, no.4, pp.280-287, 2000 
 
          
          
          
        
        
        
        成熟期・衰退期における製品開発に必要なのは創造力である。創造力を生み出すには情報の収集・整理・分析が必要とされる。つまり,創造力とは情報を構造化することである。我々は課題を解決する手段は身に付けている。しかし,課題を見つけ出すことは不得意である。研究には実験研究と調査研究がある。コンセプトの良い研究テーマが見つかるまで実験研究をやるべきではない。じっくりと調査研究を繰り返し続けることである。調査研究には課題を解決する目的調査と課題を見つける探索調査がある。このレポートは探索調査に使うためのデータベース作りを述べたものである。併せて,各自の創造力を共有し伝承する知的プラットホームの構築を提言するものである。