著者
齋藤 哲史
出版者
MEDICAL IMAGING AND INFORMATION SCIENCES
雑誌
医用画像情報学会雑誌 (ISSN:09101543)
巻号頁・発行日
vol.25, no.3, pp.37-39, 2008

日本の医療体制は崩壊の瀬戸際にある, といっても過言ではありません. 政府による医療費抑制策が原因です. しかし, 医療費は本当に抑制し なければならないのでしょうか. 医療は, 健康・長寿を実現するのに必要なサービスです. また, 高齢化や所得水準の向上に伴って支出に占める割合が上昇するのは必然です . それは他の先進国の例からも明らかでしょう. それにもかかわらず, 政府は財政的見地から医療費抑制策を30 年近くも続けてきました. 現在の 状況は, その報いと言えるのかもしれません. 今回の講演では, 医療崩壊の経済学と題して, 「医療費抑制の是非」, 「後期高齢者医療制度」, 「将来の医療保険設計」の3 点について言及し ましたが, 内容を一部変更・省略しております. 何卒ご容赦ください.

言及状況

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