著者
竹中 信一 山極 芳樹
出版者
一般社団法人 日本航空宇宙学会
雑誌
宇宙技術
巻号頁・発行日
vol.3, pp.1-10, 2004
被引用文献数
1 1

固体ロケット打ち上げ直後,ロケットから多量の排出物が地球大気圏に放出される.この排出物中の成分によってオゾン層が破壊され,一時的,局所的にオゾンホールが生じ大量の紫外線が地上に降り注ぐことが予想されている.そのため,我々は固体ロケット排出物によるオゾン層への影響について,実用的な解析モデルの構築を目指しており,今回,3次元モデルを構築し,Titan IV Plumeにおける観測データとの比較をおこなった.その結果,解析モデルは観測データを模擬できており,発射8分後,オゾン密度は破壊以前の37%まで減少し,発射60分後には92%まで回復することが示された.

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こんな論文どうですか? 固体ロケット排出物によるオゾン層との干渉問題の3次元モデル化に関する研究(竹中 信一ほか),2004 https://t.co/RaPglM8HZ4

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