著者
リンドホルム イェラン
出版者
紙パルプ技術協会
雑誌
紙パ技協誌 (ISSN:0022815X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.11, pp.1633-1638, 1996

工場内で使用されるプロセス水の水質に対する要求は製品の種類だけでなく, プロセスそれ自体の各段階や部門ごとにかなり異なる。そのため, 各種の水質項目に厳密に限度を設定することはほとんと不可能である。水の特性の測定法の多くも, 酸素要求量や浮遊固形物などの場合のように集合的, 相対的である。プロセスエンジニアは, 水をどの程度再利用できるかを決めるに当たって, 生産性や製品の質の双方を考慮する必要がある。各種の水処理法や, その可能性や限界にも精通していなければならない。それらの知識や原木の質の季節的変動について知識を組み合わせてはじめて, 工程全体の優れた水経済を実現できる。

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