著者
杉内 智子
出版者
日本聴覚医学会
雑誌
AUDIOLOGY JAPAN (ISSN:03038106)
巻号頁・発行日
vol.51, no.3, pp.193-199, 2008
被引用文献数
1

補聴効果の評価には, 補聴器使用時の可聴閾値検査, 語音弁別検査, 質問紙などがあり, これらを総合的に検討して補聴器の適合を判定することが必要である。しかし現実には補聴器の選択や調整は聴覚障害者本人の判断に頼りがちで, 補聴効果を適確に評価できる検査法の確立と適合判定の基準化が望まれている。<br>当施設の補聴器外来では複数の検査法を組み合わせて補聴器の効果測定を行っている。これらの検査は補聴器の適合確認だけではなく, 検査結果と難聴者の訴えを照合することによって調整ポイントが判明することもあり, 極めて有用であった。この当外来の現状を報告するとともに, 今後の課題について概観した。

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こんな論文どうですか? 補聴器の効果と適合判定(杉内 智子),2008 https://t.co/84Yk55OXai 補聴効果の評価には, 補聴器使用時の可聴閾値検査, 語音弁別検査, 質問紙などがあり, これらを総合的に検討して補聴器の適合を判…

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