著者
大石 不二夫 吉川 高雄 中野 純
出版者
マテリアルライフ学会
雑誌
マテリアルライフ
巻号頁・発行日
vol.1, no.2, pp.96-103, 1989

High performance engineering plasticsいわゆるスーパーエンジニアリングプラスチック (SEPと略記する) は、耐熱性等にすぐれ、高温用途だけでなく、力学的用途に対しても有望視されている。しかし実用上必要なせん断強度特性についての報告は極めて少ない<SUP>1) </SUP>。そこでSEPのうち4材種 (液晶ポリマー・PPS・PES・PEEK) について先に報告<SUP>1) </SUP>したのに引続き、芳香族を含むナイロン (PAMXD 6) とポリエーテルイミド (PEI) を採りあげて、汎用EPの最強級のポリアミド (PA-G) と比較しながら、次の諸物性を調べ傾向を明らかにした。<BR>1) 熱特性、2) せん断強度特性、3) 耐環境応力性、4) 耐候性 (促進、屋外) 、5) 耐疲労性 (定変形) 、6) 動的粘弾性挙動。

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