- 著者
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江幡 世利子
- 出版者
- THE JAPANESE ASSOCIATION OF RURAL MEDICINE
- 雑誌
- 日本農村医学会雑誌 (ISSN:04682513)
- 巻号頁・発行日
- vol.43, no.5, pp.1078-1082, 1995
土浦協同病院に勤務する看護婦を対象として「死後の処置」に関する意識調査をアンケート方式で行った。<BR>調査は,(1) 死後の処置を行う時どのようなことに気をつけているか,(2) 患者の生前と死後での接し方の変化,(3) 患者の死に接して考えること,(4) 死後の処置に家族を参加させることの是非の4点に主眼を置いた。<BR>調査は,(1) 死後の処置を行う時どのようなことに気をつけているか,(2) 患者の生前と死後での接し方の変化,(3) 患者の死に接して考えること,(4) 死後の処置に家族を参加させることの是非の4点に主眼を置いた。<BR>今回の調査により, 本来の目的である「死後の処置」についての現状の把握ができたほかに, 自分達の行ってきた業務を振り返り, 反省するよい機会にもなった。そして, 家族の危機状況に対する心くばりをすることなど改めて自分の看護の姿勢を見直すことへもつながった。