著者
高松 道生 田村 真
出版者
THE JAPANESE ASSOCIATION OF RURAL MEDICINE
雑誌
日本農村医学会雑誌 (ISSN:04682513)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.79-84, 2001

佐久地域の全住民を対象として, WHO-MONICA Projectの手法に基づく心筋梗塞発症登録研究を行った。1989年度から1998年度の10年間の推移では発症数に有意な変化は認められず, 人口の高齢化に伴う発症増加も認められなかった。心筋梗塞発症例の平均年齢は女性で不変, 男性がやや高齢化の傾向にあった。最重症の心筋梗塞は突然死の形を取る事が多いが, その把握には保健所を中心とした公的研究が必要と考えられる。一方で農業従事の有無に視点を置いた研究も必要であり, 本学会の研究テーマとして意義のあるものと思われる。

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こんな論文どうですか? 佐久地域における心筋梗塞発症推移(高松 道生ほか),2001 https://t.co/tDXkMUH8jR 佐久地域の全住民を対象として, WHO-MONICA Pro…
こんな論文どうですか? 佐久地域における心筋梗塞発症推移(高松 道生ほか),2001 https://t.co/tDXkMUpwVh 佐久地域の全住民を対象として, WHO-MONICA Pro…

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