著者
臼杵 直也 中薗 和子 高田 十志和
出版者
基礎有機化学会(基礎有機化学連合討論会)
雑誌
基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集)
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.417-417, 2011

環状高分子は線状高分子とは異なる物理特性を示す。しかし、環状高分子の効率的な合成法が少なく、また通常高希釈条件下で反応を行うために高収率で得ることが難しいという問題点がある。そこで本研究ではこのような問題点を克服する新規環状高分子合成法として、上に示すロタキサン構造を利用した線状と環状の平衡を満たす[1]ロタキサンポリマーの合成について検討したので報告する。この系が達成できれば環状高分子の合成にとどまらず、線状と環状のトポロジー変換を行えるため、投げ縄の内孔や物性の変化を利用した新しいアクチュエーターへの応用等が期待できる。

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こんな論文どうですか? クラウンエーテル含有[1]ロタキサンの合成とトポロジー変換素子としての活用(臼杵 直也ほか),2011 https://t.co/zRySRTvRQr

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