著者
岡田 知雄
出版者
公益社団法人 日本油化学会
雑誌
オレオサイエンス (ISSN:13458949)
巻号頁・発行日
vol.11, no.10, pp.365-371, 2011

ヒト胎児・新生児に関する総合的な脂質栄養の成長発達の役割やそのメカニズムについて考察された論文は, わが国では極めて少ない。これには, 1) 母体側因子, 2) 胎盤脂質転送機i構, 3) 胎児側因子, 4) 出生後哺乳内容についてそれぞれ考察しなければならない。近年, 未熟児医療が著しく向上したにもかかわらず, 超低出生体重児の脂質栄養に関する知識の無さには驚かされる。脂質に関するDOHaDの知見をまじえて解説した。

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こんな論文どうですか? 周産期における脂質の役割(岡田 知雄),2011 https://t.co/ypXTrPPXlg ヒト胎児・新生児に関する総合的な脂質栄養の成長発達の役割やそのメカニズムについて考察された論文は, わが国では極めて少ない。こ…

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