著者
Scott Danny W. Miller Jr. William H.
出版者
日本獣医皮膚科学会
雑誌
獣医臨床皮膚科 (ISSN:13476416)
巻号頁・発行日
vol.18, no.3, pp.169-170, 2012
被引用文献数
3

鼻・趾端の特発性角化症は,特有の外観を呈する犬の疾患である。本症では特徴的な病歴を伴うが,皮膚以外には異常は認められない。過去11年間において35例の犬が本症と診断され,その来院頻度は犬の皮膚科症例では0.4%で,犬の外来症例全体では0.1%であった。イングリッシュ・ブルドッグ,ミニチュア・プードル,ミニチュア・シュナウザー,アメリカン・コッカー・スパニエル,ならびにドーベルマンは本症の好発犬種と考えられた。ほとんどの症例(71.4%)では,鼻部のみに病変が認められた。本症は無症候性で病変が永続し,自然寛解に関する報告はこれまでのところない。<br>

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こんな論文どうですか? 犬における鼻・趾端の特発性角化症:35例における後向き研究(1988&ndash;1998)(Scott Danny W.ほか),2012 https://t.co/I3gOx1P9e4 鼻・趾端の特発性角化症は,特有の外観…
こんな論文どうですか? 犬における鼻・趾端の特発性角化症:35例における後向き研究(1988&ndash;1998)(Scott Danny W.ほか),2012 https://t.co/I3gOx1P9e4 鼻・趾端の特発性角化症は,特有の外観…

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