著者
江川 博明 カバイ ナラン 野中 敬正 首藤 健富
出版者
日本海水学会
雑誌
日本海水学会誌 (ISSN:03694550)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.87-94, 1991

アクリル中空糸 (内径0.8mm, 外径1.4mm) を基体としてアミドキシム基を有する中空糸状吸着剤を製造し, その海水からのウラン吸着性能について研究した. 得られた吸着剤のウラン吸着速度はアルカリ処理することにより著しく向上した. 吸着速度向上の最も大きな因子は吸着剤のアルカリ溶液中における膨潤による膨潤細孔の形成である. その他に吸着剤の化学的な構造の変化がみられた. 固体試料の (CP-MAS)<SUP>13</SUP>CNMRスペクトルの測定により官能基構造について若干の情報が得られた.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? アミドキシム基を有する中空糸状吸着剤の製造とそのウラン吸着性能(江川 博明ほか),1991 https://t.co/8DRMV2ikC8 アクリル中空糸 (内径0.8mm, 外径1.4mm) を基体としてアミドキシム基を有…

収集済み URL リスト