著者
河野 央 源田 悦夫 牧之内 顕文 飛松 省三
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.53, pp.115, 2006

本研究は、九州大学の医学・システム情報科学・芸術工学の異なる3分野の研究者の連携により、脳神経疾患患者特有の運動障害を持つデジタルヒューマンを作成し、医学に関心をもつ一般ユーザーや専門家に対してコンピュータグラフィックスを活用した表現を通してデジタルコンテンツとして分かりやすい形で視覚情報を提供するために、研究および制作を展開するプロジェクトの1つである。本研究の目的は、脳神経疾患患者であるパーキンソン病患者と健常者を歩行アニメーション化することで、患者特有の歩行時の症状や健常者との違いを、医学に従事する者や関心を持つ一般ユーザーにわかりやすい形で視覚化することである。 このプロジェクトでは、モーションキャプチャシステム・筋電図記録装置・足圧分布測定装置を中心に構成し、加えて3次元デジタイザによる形状や写真、動画記録など被験者の計測データを記録する。上記の実験から得たデータを基に、医学の専門家の分析を取り入れ、システム情報科学との連携によって、運動障害を持つ患者の歩行アニメーションおよび筋放電量の変化をコンピュータグラフィックスで視覚化した。

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こんな論文どうですか? 3次元コンピュータグラフィックスを用いたデジタルヒューマン表現:病気を知るためのデジタルコンテンツ(河野 央ほか),2006 https://t.co/jBSH7tUzJW 本研究は、九州大学の医学・システム情報科学・芸術工…

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