著者
中村 香子
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.31, 2008

本発表では、観光業にたずさわるサンブルの若者の経験を事例として、「観光の文脈」と「本来の文脈」の関係は動的なものであり、特定のモノやコトをめぐって同時に誕生し、相互に対立するかたちで認識されるものであることを指摘する。そして観光と民族文化に関する研究の中心的なテーマである「真正性」や「文化の客体化」に関する議論を再考することを試みる。

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