著者
浅井 優一
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.95, 2012

本発表は、フィジーのタイレヴ地方ダワサム地域において、2010年に開催された首長(ラトゥ; Ratu)の即位儀礼が実行されるまでの過程で為された議論に焦点を当て、儀礼開催を望む長老・氏族が、土地の「あるべき過去の姿」/神話を再解釈し、それを再現する首長の即位儀礼を決行することによって、儀礼開催反対派を排除し、氏族間の権力関係を再編成したこと、一種のクーデターを成功させた過程を明らかにする。

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こんな論文どうですか? 誰が「ラトゥ」を連れてきたのか:フィジーにおける首長の即位儀礼と神話の再解釈実践(浅井 優一),2012 https://t.co/HJG68uzsxR 本発表は、フィジーのタイレヴ地方ダワサム地域において、2010年に開催…

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