著者
後藤 隆徳
出版者
紙パルプ技術協会
雑誌
紙パ技協誌 (ISSN:0022815X)
巻号頁・発行日
vol.69, no.2, pp.108-113, 2015

製紙業界を取り巻く環境はここ数十年の間に劇的に変化し,それに伴い製紙機械に求められるニーズも多様化している。こうした背景のもとシステム全体の更新や機器の増設という考えではなく,最小限の投資によって最大限の生産効果が得られる技術への要望が今まで以上に高まっている。<BR>製紙機械のサプライヤである弊社もそれに合わせた事業形態へ対応していくためVoith Paperが提唱するP&S(Products & Services)ビジネスに注力していく。P&Sビジネスとは改造工事を主体にしながら細かな部品工事にも対応し,同時に設備や操業の診断サービスなどを提供しつつ技術向上のための新たな提案を各お客様の要望にそれぞれ合わせて行っていくビジネスを指している。<BR>本稿では,原質工程におけるP&Sビジネスの基本コンセプト及び各原質機器(パルパ,クリーナ,スクリーン,ディスクフィルタ,リファイナ)の最新部品技術について弊社のラインナップも含めご紹介させていただく。

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こんな論文どうですか? VOITHグループのP&Sビジネスへの取り組み(後藤 隆徳),2015 https://t.co/7jX0UcVj21 製紙業界を取り巻く環境はここ数十年の間に劇的に変化し,それに伴い製紙機械に求められるニーズも多様化してい…

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