- 著者
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木地 孝之
- 出版者
- 環太平洋産業連関分析学会
- 雑誌
- 産業連関 (ISSN:13419803)
- 巻号頁・発行日
- vol.2, no.2, pp.36-43, 1991
1985年のプラザ合意(主要5カ国蔵相・中央銀行総裁会議)を契機とする急激な外国為替相場の変動の下でわが国の経済構造が大きく変わりつつある。おそらく1985年は,わが国の経済史において1つのターニング・ポイントと位置づけられるのではないだろうか。本論文は,8月に通産省が公表した「1986年及び1987年産業連関表〈延長表)」並びに「進展する輸入」と題する分析結果について,作成担当者が分析手法を含めてわかりやすく解説したものである。