著者
ジンチェンコ アナトーリ 竹田 裕哉 三品 太志 村田 静昭 陳 寧
出版者
大学等環境安全協議会
雑誌
環境と安全 (ISSN:18844375)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.17-23, 2016

大学の教育研究活動に伴って生じる廃棄物の削減と再利用・資源化を進めるために、2009年度から2012年度の4年間に、名古屋大学から不要試薬として排出処分された化学物質廃棄物中に含まれていた貴金属またはレアメタルからなる未使用化学物質の実体について、排出記録と回収現場の調査に基づき研究した。明らかになった名古屋大学の現状を基に、有害物質の分別、リユースを基本とした化学物質廃棄物の削減と有効利用、研究費の無駄使いにつながる試薬購入の問題点について考察した。さらに、改善方法の例として化学物質ストック情報の共有、希少元素ライブラリーの創設、有価物としての売却について提案した。

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こんな論文どうですか? 大学の廃棄物のキャンパスマインとしての活用への提言(1) ─ 名古屋大学における廃試薬の調査に基づく考察(ジンチェンコ アナトーリほか),2016 https://t.co/g56NdKIvzj 大学の教育研究活動に伴って生…
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