著者
各務 和彦
出版者
一般社団法人 日本統計学会
雑誌
日本統計学会誌 (ISSN:03895602)
巻号頁・発行日
vol.45, no.1, pp.59-68, 2015

線形回帰モデルにおける説明変数の被説明変数に対する限界的な効果は対応する回帰パラメータそのものであるため直感的で扱いやすい.しかしながら,空間計量経済モデルにおいては,他地域の影響が入ってくるため線形回帰モデルのように限界的な効果を容易に扱うことができない.本稿ではLeSage and Pace (2009)によって提案された説明変数の被説明変数に対する限界的な効果を自地域における直接効果と他地域からの間接効果に分解する方法を解説し,日本の道路利用についての応用例を示す.

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CiNii 論文 -  道路利用における直接効果と間接効果の計測 https://t.co/pXI8acVA3V

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