- 著者
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福地 悠人
山崎 和彦
- 出版者
- 日本デザイン学会
- 雑誌
- 日本デザイン学会研究発表大会概要集
- 巻号頁・発行日
- vol.62, 2015
歌を歌うという行為は人々にとって身近なものである。また歌う目的も、ストレスを発散するため、歌を上達させるため、単純に歌を歌うことを楽しむため、といったように人それぞれで様々な種類がある。そこで人が歌を歌う目的を明確にし、その目的にあったサービスを提供することによりユーザーにとってより満足できる歌唱体験を提供できるのではないかと考え対象ユーザーが歌を歌うことが楽しくなるデザインを提案することを目的とした。私はカラオケで使用する歌うことを楽しむためのデバイス「LIVE BAND」を制作した。歌を歌う際にユーザーが着用する。 歌に合わせてアクションをすることによってカラオケルームの壁面に投影されている映像にエフェクトがかかるようになっている。アクションをした際に発生するエフェクトはアクションの回数が増えると3段階に変化する。また壁面に投影される動画も歌詞の切れ目でアクションの回数が一定数を超えていると映像が変化していくため現在どれくらい盛り上がっているのかが視覚的に分かりやすくなっている。歌唱者は自分の歌に合わせて周りの人がアクションをしてくれていると感じることができる。<br>