著者
寺部 雄太 市岡 滋
出版者
日本下肢救済・足病学会
雑誌
日本下肢救済・足病学会誌 (ISSN:1883857X)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.74-78, 2017

序文:下肢慢性創傷治療においてLimb salvageのみならずFunctional salvageを見据えての治療が重要となる.小切断後の足部は,内反変形をきたすことが多い.長期の経過で変形は高度となり,変形により創傷を発生させることがある.その際に外科的除圧(Surgical off-loading)を図ることがある.今回三関節固定術によるSurgical off-loadingを行ったため報告する.方法:Surgical off-loadingは創傷の発生予防もしくは治療のために変形した足部のアライメントを整える治療である.今回リスフラン関節離断術後の48歳女性が内反変形により足部外側に創傷を発生.装具調整も含めた保存的治療を行っても改善しないため,創傷治療のため三関節固定術を施行した.結語:術後新たな短下肢装具を作製し,歩行を開始した.1年経過時点で明らかな問題なく経過している.三関節固定術は,適応を考慮すれば有用な方法となると考えられる.

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@imamotoshigeki きっと最初はそうだったのですが、今日まで続く断脚術の基礎ができたのが凄いところです✌ どちら立派な医師でして、名前がいまだに残っていますね(笑) https://t.co/CuE61xfh6a https://t.co/zH62TUnlY0

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