著者
髙井 敬介
出版者
日本脳神経外科コングレス
雑誌
脳神経外科ジャーナル (ISSN:0917950X)
巻号頁・発行日
vol.26, no.5, pp.326-332, 2017

<p> 脊髄動静脈奇形 (AVM) の分類は数多く複雑でわかりにくい. 1967~2015年の脊髄動静脈奇形に関する英文論文を調べ, 分類の歴史的変遷をまとめた. 1971年の脊髄血管造影の導入による硬膜動静脈瘻 (AVF) と硬膜内AVMの報告, 1986年の脊髄辺縁部AVFの顕微鏡手術の報告, 1993年の脊髄辺縁部AVFの血管内治療の報告, 2002年の脊髄AVMの顕微鏡手術および血管内治療の報告, 2009年と2011年の硬膜外AVFの顕微鏡手術および血管内治療の報告など, 歴史的転機となる報告があった. 画像診断の発展, 顕微鏡手術の発展, 血管内治療の発展が, 脊髄AVM分類の歴史的変遷に大きく寄与した.</p>

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