- 著者
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滝沢 茂男
- 出版者
- バイオフィリア リハビリテーション学会
- 雑誌
- バイオフィリア リハビリテーション学会研究大会予稿集
- 巻号頁・発行日
- vol.2013, pp.1132-1133, 2013
<p><tt> 私はそれまでの障害を受容するリハ医学と異なり、障害の克服が可能なリハ手法があることを1987 年に知りました。そして、町のおじさん(私)の「リハ医学が間違っている。」という言葉は決して受け入れられないが、元市議が市長選で「私は脳卒中で倒れた人が母のするリハで元気に暮らしているのをみている。皆も身体機能を取り戻して、自立社会を作ろう」と訴えるのは受け入れられる。陽明学徒はそう考えました。そして結果を省みず実行しました。 </tt></p><p><tt> その問題提起を10 年以上前にし、研究を進めてきた結果、今日、50 年間リハ医学を進めてきた医師と国立リハセンター病院の元院長は、リハ医学改革の必要性を私と共に訴えています。そして「健側主導のリハの推進」という解決策を提案できるようになりました。 </tt></p><p><tt> 介護によるのではなく、多くの(高齢)障害者は障害を克服して自立生活できます。障害があっても多くの人が自立生活する時代に適合した社会技術(哲学・医学・工学・社会科学・法整備・行政)を模索し確立する。このことを青年諸君に期待します。</tt><tt> </tt></p>