- 著者
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小林 巌生
- 出版者
- 社団法人 可視化情報学会
- 雑誌
- 可視化情報学会誌 (ISSN:09164731)
- 巻号頁・発行日
- vol.38, no.150, pp.24-27, 2018
<p>日本でも公共政策分野におけるデータ活用の重要性が叫ばれるなか、世界では「スマートシティ」に注目が集まっている。</p><p>いま、世界のスマートシティでは都市計画やマネージメントの分野にIoTによるセンサーデータやその分析、可視化技術を応用し始めている。世界で最も進んだスマートシティの一つであるバルセロナでは「都市OS」構想を掲げ、IoTプラットフォームを行政業務の効率化に使い始めているほか、シミュレーション技術を用いたアーバンプランニングの手法を取り入れている。本稿ではこれらバルセロナの事例を紹介する。</p>