著者
松永 浩史
出版者
日本木材保存協会
雑誌
木材保存 (ISSN:02879255)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.66-70, 2020
被引用文献数
2

2021年の5月9日~13日にかけて,国際木材保存会議(IRG52)日本大会が沼津で開催される。2001年の奈良大会(IRG32)以来,20年ぶりの日本開催となる。日本木材保存協会は,IRG52大会組織委員会とIRG52大会実行委員会を立ち上げ,久方ぶりの日本開催を円滑に進める観点から,ここ数年のIRG大会参加への渡航助成や大会参加ツアー,発表プロシーディングの文献抄録紹介(当協会発行の木材保存に掲載)といった機運を高める取組を進めている。この総説もこういった取組の一つである。奈良大会以降のIRG大会を幾つかの期間に分け,各大会の概要を学術的な面や技術開発の側面からおさらいして,世界の木材保存研究の潮流を見渡すことを目的としている。今回は,前報(IRG33(2002年)~IRG37(2006年))に続いて,IRG38(2007年)~IRG40(2009年)を整理する。なお,2008年は本大会とは別にアメリカ地域大会が別途開催されたので,これについても整理する。

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こんな論文どうですか? 国際木材保存会議(IRG)から見た世界の木材保存研究の動向推移 Ⅱ.IRG38(2007)~IRG40(2009)とIRG Americas(松永 浩史),2020 https://t.co/se1U9X5Kwn 2021年…
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