著者
永渕幸雄 寺本泰大 岸寿春 小山高明 北爪秀雄
雑誌
第76回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.1, pp.47-48, 2014-03-11

近年,NW仮想化技術を用いてDC間を跨がる論理L2NWを用いたDC間をVMライブマイグレーションが様々な用途に使われている.論理L2NWに接続されるVMとデフォルトゲートウェイ(DGW)が異なるDCに存在する場合,冗長経路になるトロンボーン現象が発生するため,各DCにDGWを設置し,VMは最寄りのDGW経由で外部NWと接続するトポロジが使われる.上記のトポロジにおいて,我々は,以前の研究で各ユーザ拠点のユーザ数が変化した場合に遅延とユーザセション数に基づいて最適な拠点へライブマイグレーションを行うことでNW内の全ユーザのユーザ平均遅延を削減する方式の提案を行い,その有効性を示している.ただし,以前の研究では,VMの転送がすぐに終わるものとして評価を行ったため,VM転送時間が与える影響調査が残課題であった.そこで本稿ではVM転送時間の影響を調査し報告する.

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こんな論文どうですか? 仮想DC環境におけるユーザ平均遅延削減方式のVM転送時間の影響調査(永渕幸雄ほか),2014 https://t.co/scBRncE5q5

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