著者
竹多 政裕 瀧嶋 悠 倉本 健介 古市 昌一
雑誌
第77回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, no.1, pp.641-642, 2015-03-17

従来, 歴史研究家は資料等を収集し, 机上でのシミュレーションにより諸説の立案・検証してきた. このシミュレーション部分を, コンピュータを利用することでより多くの仮説を検証することが可能であるが, 既存の戦闘シミュレータは現代の戦闘の再現を目的としているため歴史上の人物の再現が困難であるとともにプログラミング知識が必要であった. そこで我々は, 戦国時代の武将の戦いを再現することを目的としてシミュレーションシステム戦国FUSEを試作したが, 既存の戦国FUSEでは桶狭間の戦い等の気象の動的な変化が戦況に影響をおよぼす戦いの再現ができなかった. そこで本研究では戦国FUSEに動的環境モデルを導入する方法を提案し, 実装を行った.

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? マルチエージェントシミュレーション方式による歴史研究支援システムへの動的環境モデルの実装法と評価(竹多 政裕ほか),2015 https://t.co/KL6F9Gr4O6 従来, 歴史研究家は資料等を収集し, 机上でのシミ…

収集済み URL リスト