著者
岸 洋一 佐々木 研 古越 隆信
出版者
茨城県病害虫研究会
雑誌
茨城県病害虫研究会報 (ISSN:03862739)
巻号頁・発行日
no.16, pp.12-15, 1977-03

マツノザイセンチュウ加害に対する抵抗性には,遺伝的なものと環境的なものとがあるようで,それに関する報告は多い。これまでの遺伝面からの研究では,外国産マツには抵抗性が認められる樹種があるようであり,国内産マツには抵抗性系統の存在に希望があるようである。一方,環境面からの研究では,気温の低い地域,標高の高い地域では,マツノザイセンチュウ被害は発生しにくく,土壌の物理的性質も,被害発生をかなり制御しているようである。以上の研究は,すべて九州,近畿地方において行なわれたものである。気温が低く,西日本よりも被害が発生しにくい東日本においては,ほとんど報告が見られない。このような環境的抵抗性をすでに備えている東日本において,クロマツ精英樹自然交雑家系,外国産マツとこれとの交雑種およびアカマツ特殊個体クローンに対し,マツノザイセンチュウを接種し,先導的な試験を試みたので,ここに報告する。

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こんな論文どうですか? マツ類の交雑種およびアカマツクローンのマツノザイセンチユウに対する抵抗性(岸 洋一ほか),1977 https://t.co/uL4VS2ZVoe マツノザイセンチュウ加害に対する抵抗性には,遺伝的なものと環境的なものとがあ…

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