著者
寺沢 敏夫
出版者
国立極地研究所
雑誌
南極資料 (ISSN:00857289)
巻号頁・発行日
vol.63, pp.1-16, 1979-01

オーロラ粒子の加速機構について,最近の観測をもとに従来の結果を概観した.はじめに,粒子の加速をになうものとして,磁力線に平行な電場が存在していることの観測的な証拠についてまとめ,次に,電場エネルギーの供給源として外部起電力の必要性を示し,提案されているいくつかの起電力のモデルについて述べた.また,加速領域のモデルとして提案されている磁気ミラー理論について検討し,最後に,double layerをめぐる最近の話題として,室内実験,計算機シミュレーションにつき触れた.

言及状況

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@Yuki_HARADA ここには磁気ミラーによる電場は存在はするけど、これだけじゃ電子加速は説明できなくて、異常抵抗とかタブルレイヤー理論が大事って書いてある。ちょっと古いけど。http://t.co/xDjBNxS

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