著者
柳下 良美 山元 恭介
出版者
神奈川県農業技術センター
雑誌
神奈川県農業技術センター研究報告 (ISSN:18813305)
巻号頁・発行日
no.149, pp.7-15, 2007-03

既存の冬咲き性品種に無い特徴を持つ品種の育成を目的として交雑育種に取り組んだ。1996年に'当所育成系統367-1-(1)'×'Wiltshire Ripple'及び'当所育成系統365-1-(7)'×'Lilac Ripple'の組み合わせで交配を行った。以降、冬咲き性で花弁に吹きかけ型斑紋を有する個体の自殖を繰り返し、F6で冬咲き性で旗弁の地色が黄白で斑紋色が明紫、F7で冬咲き性で旗弁の地色が黄白で斑紋色が明紫赤及び旗弁の地色が黄白で斑紋色が暗紫赤の系統を得た。いずれの系統も既存の冬咲き性品種には見られない花弁に吹きかけ型条班をもち、花弁の波打ち程度が大きいオープン花である。生育、開花は安定しており、栽培後期にも切り花本数の減少は少ない。これらの系統を'リップルラベンダー'、'リップルピーチ'及び'リップルショコラ'と命名し品種登録に出願し、2005年3月14日に'リップルラベンダー'、2006年2月27日に'リップルピーチ'及び'リップルショコラ'が品種登録された。

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こんな論文どうですか? スイートピー新品種'リップルシリーズ'(柳下 良美ほか),2007 https://t.co/SYnkCQ1zKN 既存の冬咲き性品種に無い特徴を持つ品種の育成を目的…

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