著者
永島 宏 村瀬 弘人 米崎 史郎
出版者
宮城県水産研究開発センター
雑誌
宮城県水産研究報告 (ISSN:13464329)
巻号頁・発行日
no.8, pp.15-25, 2008-03
被引用文献数
5

春季仙台湾周辺海域に分布する優占種であり、ミンククジラの餌生物として重要であると共に、沿岸漁船漁業の漁獲対象資源であるイカナゴ、ツノナシオキアミについて、計量魚探による音響調査時の魚種確認中層トロール採集で得られたデータを基に、魚群音響エネルギー・形状・分布水深・分布環境に関する計測データから、魚探反応魚種を判別する方法を検討した。その結果、判別対象群の母平均推定量とのマハラノビスの汎距離が最短になる群を判別群とすることで、的中率が96%になる判別方法が得られ、今後の音響調査の効率化と客観性が高められた。

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こんな論文どうですか? 仙台湾周辺における計量魚探を用いた鯨類餌生物の種判別(永島 宏ほか),2008 https://t.co/XYdOV8QZzK

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