著者
相馬 幸博
出版者
横浜植物防疫所
雑誌
植物防疫所調査研究報告 (ISSN:03870707)
巻号頁・発行日
no.46, pp.85-88, 2010-03

サイロに収容した穀物の検疫処理には、臭化メチルやリン化水素などのくん蒸剤を用いるのが一般的であり、低薬量で効率的なくん蒸を実施するためにはサイロ内に投薬されたくん蒸ガスを短時間で均一化する必要がある。そのため、臭化メチル検疫くん蒸では、投薬後2時間以内にサイロ内のガス濃度を均一化できる循環装置を有することが条件となっている。そこで、臭化メチルと二酸化炭素を用い、現在使用している測定器具等を利用し、投薬後のサイロ内ガス濃度を調査、比較するとともに、二酸化炭素によるサイロ循環装置の調査基準を作成したので報告する。

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