著者
冨吉 素子
出版者
別府大学会
雑誌
別府大学紀要 (ISSN:02864983)
巻号頁・発行日
no.52, pp.43-54, 2011-02

一昔前の「母」は、多くは「慈母」といわれ、親しまれ、尊敬される存在であった。現在もまた多くの母親はそうであり、なおいっそう親しい存在でもある。しかし、母親の過保護、過干渉により苦しんで日々を過ごしている青年男女も多い。臨床精神医学で報告されたこの事実を、家族調査報告のデータにより社会学的に検証できるかどうか、分析を行った。その結果「過干渉」の母親は、「規範性」の高い母親と関係するという傾向性を得た。

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