出版者
茨城県農業総合センター園芸研究所
雑誌
茨城県農業総合センター園芸研究所研究報告 = Bulletin of the Horticultural Institute, Ibaraki Agricultural Center (ISSN:09194975)
巻号頁・発行日
no.17, pp.9-15, 2010-03

秋どりレタス栽培において、湿害に強い品種の選定、地下水位とレタスの生育関係および高畝・全面マルチの適用性を検討した。1.播種期別に計19品種を供試し、8月25日播種において湛水処理で調製重は中位であるが、A品球発生率が最も高い'ゴジラ'、および9月6日播種では湛水処理で調製重が大きく、A品球発生率が比較的高い'スターレイ'を選定した。2.地下水位が低い高畝栽培は、地下水位の影響が少なく、A品収量が無処理と同等であることから、湿害軽減に効果があると考えられた。3.高畝・全面マルチ栽培は土壌水分が高く推移し、変動が少ないことから生育の促進および生育揃いが良好となり、適用性が高いと考えられた。

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こんな論文どうですか? 秋どりレタスの耐湿性品種の選定と高畝・全面マルチによる湿害軽減対策(貝塚 隆史ほか),2010 http://t.co/eM7LoeIdKG

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