著者
三上 喜貴 ザバルスキー パヴォル
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.46, no.9, pp.1046-1052, 2005-09-15

前編では世界の言語と文字を概観するとともに,文字体系を5つのカテゴリーに分類し,そのうち,アルファベットと単子音文字について述べた.後編では,インド系文字を含む音節文字と漢字を扱い,最後にこれまでの文字符号化の到達点ともいうべき国際符号化文字集合ISO/IEC 10646の意義と利用の現状,残る課題について述べる.あわせて筆者らが進めている言語天文台の活動について紹介したい.