著者
チャプレン マイケル 羽田 美也子
出版者
文教大学
雑誌
文学部紀要 = Bulletin of the Faculty of Language and Literature (ISSN:09145729)
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.1-30, 2014-09-01

早川雪洲主演のサイレント映画 『チート』 (1915)は、金・女・悪人という普遍的なテーマを扱いながら、その底流に人種問題を密接に絡み合わせた衝撃的な作品である。その後のリメイク作品4本を併せて取り上げ、それぞれの作品の背景、テーマに込められた意味を比較文化的見地から考察する。