- 著者
-
Greene Brian
マッサー ジョージ
- 出版者
- 日経サイエンス
- 雑誌
- 日経サイエンス (ISSN:0917009X)
- 巻号頁・発行日
- vol.34, no.2, pp.86-93, 2004-02
微小な「ひも」の振動から素粒子が姿を現すとする「ひも理論」は,果たして物理学の究極理論へと発展していくのだろうか? ひも理論をわかりやすく語らせるとしたら,コロンビア大学の物理学の教授で同理論の発展に大きく貢献したブライアン・グリーン(Brian Greene)の右に出る者はない。1999年に彼が著した『エレガントな宇宙』はベストセラーとなり,ピュリツァー賞の最終選考に残った。