著者
堀口 至 目片 雄土 三村 陽一
出版者
一般社団法人 セメント協会
雑誌
セメント・コンクリート論文集 (ISSN:09163182)
巻号頁・発行日
vol.67, no.1, pp.559-564, 2014-02-25 (Released:2015-02-25)
参考文献数
5

広島県は全国有数の牡蠣の産地であるが、その一方で大量の牡蠣殻が発生するという問題も抱えている。本研究では、細骨材の一部を破砕した牡蠣殻で置換した牡蠣殻コンクリート(Oy-Con)について試験を行い、その基礎特性に及ぼす牡蠣殻細骨材の影響について検討を行った。試験結果より、牡蠣殻細骨材置換率の増加に伴い、Oy-Con中の塩化物イオン含有量は比例的に増加した。また、牡蠣殻細骨材をコンクリート中に混入することにより、ブリーディングは少なくなり凝結時間は早まる傾向を示した。Oy-Conの圧縮強度などの強度特性は材齢の経過に伴い増加するが、いずれの材齢においても置換率の増加に伴い強度特性は低下する傾向を示した。