著者
上原 禎弘
出版者
兵庫教育大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究では、小学校低学年(2・3年)の8学級の体育授業を対象とし、学習効果(態度得点)を高めた学級とそうでなかった学級の教師の発言を品詞分析により分析した。その結果、低学年期においても高学年期と同様に特定の8つの品詞の用い方が認められた。また、中学校期(2年)の事例的検討においても同様の結果が認められた。これらのことから、義務教育段階においては、学習成果(態度得点)を高める体育授業の<文法>が存在するものと考えられた。