著者
柳父 悟 上田 利正
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電氣學會雜誌 (ISSN:00202878)
巻号頁・発行日
vol.106, no.6, pp.529-533, 1986

GISに採用するGCBを主体にして,その基礎技術の動向と大容量GCBの開発動向を解説した。電力需要の量的な増加に対応し,GCBの高電圧大容量化あるいは縮小化が進められるであろう。また停電回避の要請強化など質的な変化への対応として,一層の高信頼度が重要な課題になると予想される。この一つとして,エレクトロニクスがGCBに,より多く採用されるようになるのであろう。<br>本稿が読者のGCBの最近の動向を理解するに役立てば幸いである。