著者
中村 修身
出版者
別府大学史学研究会
雑誌
史学論叢 (ISSN:03868923)
巻号頁・発行日
no.46, pp.1-22, 2016-03

これまでに北九州市内の金石文の紹介を五回(若松区、八幡西区、八幡東区、小倉北区、小倉南区の一部)行ってきた。その続きとして、小倉南区所在の金石文の紹介である。小倉南区は諸般の事情で前回と今回に分けたので、番号は前回を引き継いだ。 物件ごとに、銘の書かれている物件、その現所在地、銘の書かれている部分そして銘の順に記し、各物件の紹介の後にそれぞれに対する雑記を加えた。 多くの資料で判読に難渋したが、今後の歴史研究の一助となればと思い史学論叢に発表する場の提供をお願し、ここに発表するものである。発表の場を与えていただいた別府大学の諸先生、いろいろと情報を提供いただいたみなさん、貴重な御物や文化財を快く触れさせていただいた関係者の方々に深く感謝の意を表したい。