著者
中村 満喜男
出版者
愛知工業大学
雑誌
愛知工業大学研究報告. B, 専門関係論文集 (ISSN:03870812)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.335-343, 1978-03-31

常時微動を測定・解析することは地盤・構造物等の動特性を明らかにし,強震時における災害の可能性を把握する上で非常に有効である。本論文では測定された常時微動の波動の性質を振巾に関する確率密度分布,周期に関するフーリエ振巾スペクトルとゼロクロッシング法による周期一頻度スペクトルとの比較検討を行い波動解析に関する若干の考察を行ったものである。測定はナゴヤ球場で行われたものである。