著者
中瀬 剛丸
出版者
日本大学
雑誌
若手研究(スタートアップ)
巻号頁・発行日
2007

世論概念と世論調査結果との関係について理論的な整理を行った上で、マス・コミの世論調査報道の現状を調査し、RDD法という電話調査の普及によって近年になり調査が頻繁に行われ、かつ大きく報道されていることを確認した。また報道の中心である内閣支持率の調査結果は、しばしば社によって大きな違いが出ていて、内閣支持率に触れているプログ記事の分析などから、世論調査に対する不信感を招いている側面があることを見出した。