- 著者
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丸谷琢磨
黄潤和
- 雑誌
- 第76回全国大会講演論文集
- 巻号頁・発行日
- vol.2014, no.1, pp.507-508, 2014-03-11
2011年3月に発生した東日本大震災において、被災情報の収集方法として被災者、非被災者に問わず、マイクロブログの1つであるTwitterを用いた情報収集が行われた。 即時性の高いTwitterは情報収集に貢献したが、正確な情報だけではなく、デマ情報も多くTwitter上を伝播し、混乱を招いた。 そこでデマ情報の拡散防止を目的とした、デマ情報拡散防止システムの必要性が考えられる。システムのタスクは、自動的にデマ関連情報を抽出するための情報抽出と、情報の可視化を行うための評判分析の2つに分けられる。 本論文では、本目的に応じた試験的テストコレクションを構築した上で、Twitterの特徴を踏まえた自動抽出方法の比較分析を行い、最適なデマ関連情報抽出方法を提案した。