- 著者
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井上 貢一
- 出版者
- Japanese Society for the Science of Design
- 雑誌
- 日本デザイン学会研究発表大会概要集
- 巻号頁・発行日
- pp.159, 2005 (Released:2005-07-20)
本研究は、古典的ハリウッドのコンティニュイティー・システムにもとづいて、ショットをスムーズにつなぐための要因の整理を試みたものである。コンティニュイティー・システムは、ショット間のスクリーン上での方向や位置また時間的な関係を一致させる。特に、以下の4点は重要であると考えられる。1)エスタブリッシング(場面設定の導入を行う)2)視線の一致(因果関係による接続を行う)3)グラフィックの一致(空間的な接続を行う)4)動きの一致(時間的な接続を行う)これらは文脈効果を利用して全体の情報量を下げることで、ショット間をスムーズにつなぐものと考えられる。