著者
伊藤 二良
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.30, no.8, pp.632-640, 1976-08-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
12

10年位前まで大がかりな機器とスタッフを要した同時録音は, 現在は機器の発達できわめて少ない人員で処理できるようになった.16ミリでは, 完全に1人で同時録音ができるカメラが普及し, また, アマチュァの8ミリでも, 同時録音が可能となった.しかし, これら同時録音には幾つかの方式があり, 取材目的に即した方式を選択する必要がある.そこで現在ある同時録音のシステムを取材から後処理まで通して見なおし, 整理してみた.