著者
伊藤 琢己 小池 晃弘
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.54, pp.317-318, 1997-03-12

ゲームを行なう場合(ゲームにかぎらず会議なども同様であるが)対戦者が全員同じ場所に揃わないと基本的に成立しないものであり(郵便対戦なども存在する), 対戦相手を揃えるのが大変である場合が多い. インターネットは現在非常に多くの人が利用しており, 対戦相手を求めるのに都合がよい. そこで, インターネットを利用したゲーム対戦用のサーバを開発した. ゲームのコンテンツには将棋を抹用し, クライアントは Java を用いて構築している. Java を採用した理由は, クライアントの計算機の種類を限定せず, Java 対応のブラウザさえあれば動作するためである. Java を用いた将棋サーバには, 早稲田の Java 将棋やグレート将棋などがある. 本発表では, インターネット将棋サーバについて, その機能, 構成, さらに問題点などについて述べる.